御無沙汰しております。ブログを書く時間もなく、モチベーションも上がらず、最近放置気味でしたが、本日は雨で家に引き籠っておりますので久々に投稿です。
そういえば、このタミヤのBMW Z3は完成しましたが、ブログ上では完成していなかったので今回は完結編ということで。
前回まではこちら。
細かい塗り分け
前回どこまで書いたか覚えていないので、まさかの自分のブログを自分で読み直すという行為を行い、我ながら大雑把な記事だなぁと辟易しながら前回までの復習。
前回は基本塗装後、マスキングまでしていましたね。
実はこのマスキングって作業は、私は苦手なんですよねぇ。貼り方が甘くて塗り終わった後に塗料がはみ出ていて「マスキングの意味なし!」なんてよくあります。
最近Twitterでプロ級の腕前のモデラーさん達の製作なんかを良く拝見させていただいておりますが、いやはや根気ですな。
前回作った61式戦車は、多少はみ出してもどうせウェザリング塗装で見えなくなるわい!と大雑把に作りましたが、ラリーカーや軍用車でもないのにウェザリングでドロドロにしても格好良い車ではないので、誤魔化しがきかないという点ではカーモデルってのは非常に難易度が高い模型の一つなのかもしれません。
さて、ボヤいてもしょうがないので続きです。
ワイパーなんかの細かいパーツも塗っていきます。
何気に大変なのはこのフロントウィンドウです。
自動車に乗っている人はわかると思いますが、車の窓って縁の部分が黒く塗装されているんですね。この微妙な曲線に合わせてマスキングテープを切りたいところですが、透明パーツって傷が凄く目立つのでカッターを当てられない。
というわけで、マスキングテープを何枚も重ね貼りしてカーブのラインを出していきます。
実はこれ、宮大工さんが円柱を作るときと基本的な考え方は同じなんですね。四角い角材の端を八角形、十六角形、三十二角形と細かくしていくような要領で綺麗な円を出していくという。
伊勢神宮の棟持ち柱とかを削り出す工程を参考に頑張りました(綺麗にできたとは言っていない)。
シャシーにコックピットパーツを取り付けしました。
コックピットパーツは敢えて艶消しクリアーを塗装しています。
さてさて、車体本体も塗り分けを進めていきます。
塗り分け箇所をマスキングして、カットし…
Aピラーやエンブレムの基部となる部分はクロームアルミを塗装していきます。本物はクロームメッキなんですけどね。
ボディ上のウォッシャーノズルも塗り分けます。
テールライトの基部もクロームアルミ塗装します。
同時に、ボディ本体デカールも貼っていきます。
古いキットだからか、デカールが脆くなっていて大変苦労いたしました。
Z3のエンブレムは転写式のシールになっているのですが、こいつがくっつかず大変苦労いたしました…
一方で、シャシーの方にはタイヤを取り付けるのですが、4輪独立懸架なのでタイヤの取付部品がデリケートとなっており、一本取付基部が折れました(汗)
トーションバーの車の方が作りやすいですね…
テールライトレンズを塗り分けます。こいつもマスキング処理が一部甘かったので塗料が漏れた…セツナイ
仕上げに入っていきます。墨入れを行ってエッジを出したり、ボディには光沢クリアー塗装で仕上げを行います。
完成
というわけで完成です。
ナンバーの部分のデカールがよれてしまった…残念
モデラーさん達の作品に比べたら小学生の工作レベルですが、今回の挑戦は色々と反省やら学びもありました。
次はもっと上手に作りたいものですね。
さて、次回作品はもう準備しています。
私が大好きな車です。
アメリカ映画ではよく登場するこのダッジ・モナコのカリフォルニア州警察のパトカー。
アメリカ製の怪しいキットですが、こいつに電飾してみたいと思っています。
お楽しみに。
私のプラモ製作を応援して下さる方はこのバナーをクリック応援してくれると嬉しいです。
にほんブログ村