前回までの工程は…
天井への石膏ボード施工が完了し、いよいよ室内の間仕切り壁の造作作業へと移っていきます。がらんどうとしていた我が家がやっと家っぽくなってくる工程です。
25日、26日の2日間の工程をまとめてレポートします。
1階カスタム天井の結果
前回、ヘーベルハウスの標準仕様の天井高では納まりが悪いということで、有能な大工さんの提案で法的要件(居室天井高2.1m)を満たしつつ、天井をフラットにしてくれるというカスタム工事を行ってくれることになり、早速現場で作業を行ってくれておりましたが、25日の時点で既に天井が完成していました。
現場調整での急なカスタム工事でしたが、1日で仕上げてくださいました。この分、他の工程にしわ寄せがいっているものと思いますが…
本当にありがとうございます!としか言えません。木工事終わったらロイズかルタオの詰め合わせあげよう!(大工さん甘党)
監督にはこの分の追加工事費用は請求してくれと連絡し、更に監督の仕事を増やすという(笑)
内装の修正は必要か?
ただ、この部屋は元々天井高が変わることを想定したクロス貼りを想定していたんです。
今よく見たら、このCADの天井、本来上に上がるべき天井高が逆に下に下がっている…
それはさておき、天井高が変わる部分は板の間と連動して木目調クロスを貼るつもりだったのですが、天井がフラットになったことでメインの赤いクロスの天井をそのまま壁まで延ばした方が良いのか、見切り材を入れて板の間の境目に合わせて当初の予定通り木目調クロスにした方が良いのか…
これはなかなかの難題です。この部屋は完全に妻のチョイスなので私は口出しをしないことにしているのですが、妻はインテリア担当さんに意見を求めたいということで、いったんインテリアさんの回答を待つことにしました。
有能かつ、我々の感性を理解してくれているインテリアさんなので忌憚ない意見を求めたいところ(予定工数をオーバーしているのは間違いないよなぁ…)。
この結果は、完成引渡後のWeb内覧会で明らかに!
間仕切り壁造作
本題に移ります。
前回までで天井ボードは貼り終わり、室内はこんな感じになっていました。
ヘーベルハウスの室内間仕切りは、メタルスタッドと呼ばれる軽量鉄骨の柱を使います。
さて、これをどう組み上げていくのか…今回はそのレポートがメインとなります。
メタルスタッドのベース台座
事前に間仕切り位置の床と天井に墨入れを行い、そこにメタルスタッドを配置するためのベース台座を打ち付けていきます。
間仕切り壁の中には配管やケーブルが通るので、それらを通す穴をあらかじめ位置決めしてドリルで穴を空けておきます。
配管配線を通して、天井や地面にそれぞれ台座をビス打ちで固定していきます。
LDKのメタルスタッドの立ち上げ
立ち上げという表現が正しいのかはわかりませんが、台座を構築した後はいよいよメタルスタッドの柱を立てていきます。
まず、壁際に間仕切り柱の際となる柱を立てて、壁側の木製間柱と固定します。そこから、設計上の感覚でスタッドを順次建てていく形になります。
我が家は流行りのオープンキッチンではなく、敢えてクローズとキッチンにしています。ここのエリアがスタッドで覆われていくことになります。
たった一日でここまで組まれました。
クローズドキッチンですが、ダイニングスペース側にカウンターを設けているので、カウンター下はメタルスタッド、カウンター上は木製スタッドで造作しています。
キッチン横の壁には、ドアフォンやガス給湯器などの各種コンソールが集中するスイッチエリアと、マガジンラックとなるニッチ壁を付けるのですが、こちらもベースとなる部材が埋め込まれました。
そういえば、各種コンソールのレイアウトをまだ決めていないような気がしますが、まあ現場に私がいるので、現場合わせとなるでしょう。
まだ壁がないのですが、ダイニング側に設けた高窓の光がキッチン内部まで入ってくる想定です。この高窓配置は、我ながら良い配置だと自負しています。
寝室側のメタルスタッド
一方2階のプライベートスペースとなる寝室水回りフロアの間仕切り構築状況を見ていきます。
2階は一番細かい間仕切りが多いので、必然的に部材も多くなります。メタルスタッドから下地材まで部材が山積みです。
そんな中、まずは、先に設置済みのユニットバスを囲む間仕切り壁から先に構築が始まりました。
ユニットバス側のボードは実は石膏ボードになっています。この隙間に断熱材とか何か入れるのかしら…
25日の昼頃に見た時点ではここまでできていたのですが、翌26日の午前中に現場に行ったところ、2階は様変わりしていました!
寝室と廊下の仕切りができていました。
早速寝室に入ってみます。
一気に間仕切りまでできて、WICと私の書斎スペースが姿を現していました。
なんだか図面上で想像していたよりも気持ち広く感じます。
書斎側から見た寝室と右端はトイレです。
寝室は本当に寝るだけのつもりで最低限の広さしか確保していません。
ちょっと見辛いですが、右奥の黒い壁は吸音マットで、壁の向こうにあるトイレの騒音をシャットアウトするためにトイレの壁には装備されます。
近くで写真を撮るのを忘れたので、後日のレポートでその辺は細かく触れることにします。
ユニットバスの余談
ついでになりますが、これは浴室。
浴室に窓を付けるか付けないかは割と揉める要素らしいですが、我が家は浴室に窓をつけました。カビキラーを多用するので窓を開けたいというのが主な理由だったのですが、意外にも日中はお風呂がとても明るいということがわかりました。ここは正直あまり期待していなかったので思わぬメリットです。
私、徹夜作業から帰ってきたらお風呂に入るので、日中明るいお風呂はありがたい。
進捗まとめ
25日、26日と進んだ工程をまとめてレポートしましたが、流石工業化住宅の権化である旭化成。規格化された部材が多用されており実に早いです。
丁度一か月後の12月27日は引き渡し予定日です。残り一か月の時点でこの状態で大丈夫なのか?と建築関係者の方に心配のコメントをいただきましたが、ここから怒涛の追い上げ、ハウスメーカーの底力を見せつけてくれるのでしょう。
まあ、正直引き渡し時に外構の一部が終わっていないとかくらいなら全然許容しちゃいますけど…
とにもかくにも、色々あって年末に引き渡さないと旭化成さんも困るようですし、私も現場作業の邪魔をしないように慎重に工事の行く末を見守っていきたいと思います。
工事レポートは引き続き実施します。次回もお楽しみに!