へーベルハウス建築記@神奈川県川崎市

神奈川県川崎市にDINKs夫婦が旭化成へーベルハウスの家を建てた記録

ヘーベルハウス建築記@神奈川県川崎市

ヘーベルハウスの基礎詳細図面ってこうなってます

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今までさんざんヘーベルハウスの基礎工事工事のレポートをお送りしてきましたが、図面レベルのお話をしていなかったことにハタと気付いたので、今回はヘーベルハウスの建物の詳細図面をベースに書いていきたいと思います。

 

ヘーベルハウスの基礎詳細図

ヘーベルハウスのモデルチェンジ

ヘーベルハウスに限らず、ハウスメーカーは度々モデルチェンジを行います。自動車と一緒ですね。

ヘーベルハウスも今年の1月から1911仕様と言う新仕様が採用されています。我が家はその2020年1月時点の最新の仕様で建てられています。自動車で言うならビックマイナーチェンジと言ったところでしょうか。

20200109_01_リリース_「FREX AXiii(フレックスアクシー)」新発売

www.asahi-kasei.co.jp

この新モデルである『FREX AXiii』については、るんばー&共働き夫婦の家づくりブログさんの記事が解り易いので、そちらをご覧ください。ああ、ちゃんとこっちに戻ってきてね!笑

yomuotoko2.me

さて、このモデルチェンジでは目に見える部分(外壁とか)の仕様変更の紹介がメインですが、実は目に見えない部分でも多くのマイナーチェンジが加えられているんですね。それは基本的に公式ホームページなんかには載らないので、打ち合わせの中などで話に聞いて「へえ、そんなところも変わってるんだ」という風にお話を聞くケースがメインになります。

例えば、昨年の台風の影響で屋上やバルコニーの排水樋が詰まるケースがあったようで、最新の仕様では排水効率を上げるために雨樋や内部配管の仕様が変わっていたりするそうです。

今回のテーマである『基礎』についても、以前のモデルから変わっている部分があるようです。ただ、以前のモデルの基礎と具体的にどこが違うのかってお話は詳しく聞いていないので比較のお話ができないのが残念な所…

もし、既にヘーベルハウスを建てられている方がいたら、今回の記事で色々紹介する図面とご自宅の図面を比べて「へえ、今のヘーベルハウスはこうなってるんだ!」なんて再発見してもらえれば、多少はこの記事にも価値があるかと思います。

 

基礎の図面

能書きが長くなりましたが、今回我が家の基礎の図面を公開したいと思います。

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ヘーベルハウスの基礎伏図1911仕様

これが基礎伏図と呼ばれる、基礎の平面図です。基本的に「基礎図面をくださいな!」とお願いしないと出てこない図面ですね(引き渡し時の図面一式には入っているかもしれませんが)。

 

基礎断熱

ヘーベルハウスは「夏暑く、冬寒い」なんて言われています。

天下の一条工務店さんや三井ホームさんの様な高気密高断熱住宅のスペックとは正直比較になりません。ヘーベルハウスも高高住宅に対抗しようなんて思っていないとは思いますが。

とはいえ、ヘーベルハウスも断熱に力を入れていないという訳ではありません。

上の基礎伏図で、一部斜め斜線になっている部分があることにお気づきでしょうか?

実はここ、基礎断熱にスタイロフォームを入れ込んでいる部分になります。

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土間断熱仕様

玄関土間部分は、地面に設置したコンクリート土間となっています。流石にこの部分は断熱材を入れ込む仕様としているようです。

この写真の土間部分、スタイロフォームが張り巡らされています。

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特に我が家は玄関横がインナーガレージになっています。

インナーガレージなんて、アルミの薄いシャッターで仕切られただけのほぼ外ですから、冷気が基礎コンクリートを経由して玄関及び玄関ホールに流れ込んでしまいますね。

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久々登場マイホームデザイナーによるパース

コンクリートだけの断熱性能は微々たるものですので、ここに断熱材を入れ込むことで、土間コンクリート経由で熱が逃げない様に工夫を凝らしています。

 

床下防湿

ヘーベルハウスは布基礎ですので、この図面の中で真ん中にいくつか抜けている部分があるかと思いますが、その部分はすべて土です。

写真で言うとこんな感じですね。

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掲載した図面からはカットしてしまっているのですが、以下の様な記述があります。

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ベタ基礎と違って、布基礎は地面の土と1階の床の間に何もありません。

となると、土の湿気がそのままダイレクトに1階床下にたまるわけです。これはこれでよろしくないので、防湿シートを張り巡らせる仕様になっているんですね。数年前まではこの防湿シートはなかったらしいです。

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床下防湿シート

とはいえ、全面きっちり防湿シートで被うわけではなく、わずかに土を露出する部分を敢えて作るそうです。床下に水が浸入した際に水が延々と溜まってしまうとそれはそれで問題なので、土の部分から地面に水が捌けるように…という設計思想なんだとか。
まあ、去年川崎市は洪水被害に遭ってますし…そういう教訓を元に、マイナーチェンジを繰り返しているんだそうですよ。

 

ヘーベルハウスの基礎断面図

今まで様々なヘーベルハウスオーナーのブログを見てきましたが、この図面を載せているブログは見たことがありません(私が徘徊した限り)。

興味のある方はじっくりご覧ください。

ヘーベルハウス断面図

ヘーベルハウス断面図(詳細図面)1911仕様

基礎深さ

まず、我が家の基礎はこの図面のZ0ライン(一階床の芯寸法線)から910mmの深さとなっています。つまり、GL(地面のライン)から560mmの深さですね。

私の出身である北海道では、この深さの基礎は全然ダメです。

北海道や東北の様な寒い地域は『凍結深度』という観点を計算に入れる必要があります。

凍結深度より浅い位置を基礎底にすると、地面の水分が凍る過程で基礎が押し上げられ、建物が浮き上がる(持ち上げられる)可能性があるためです。水は氷に変わるとき、9%も体積が増加します。この膨張する際の力が、建物を押し上げる、又はコンクリートをひび割れさせる原因となります。


引用:『建築学生が学ぶ構造力学』(最終閲覧日:2020年9月27日)

http://kentiku-kouzou.jp/struc-touketusindo.html

私の生まれた旭川市の凍結深度は800mmです。もし、旭川で家を建てる場合、基礎の深さは最低でも800mmは必要と言うことになりますね。

なお、神奈川県には凍結深度の規定はありません。基準はクリアしていることになりますね(当たり前ですが)。

 

ヘーベルハウスの床や壁や天井

さて、ここまで基礎の詳細図面をベースにお話してきましたが、断面図には基礎だけではなく、床や壁や天井の詳細図面も含まれています。

ヘーベルハウスを検討するにあたって、いろんな口コミサイトで見かける「ヘーベルハウスは夏暑いし、冬寒い」というお話。

図面上の断熱設計上、どの程度の性能が期待できそうなのか?について、次回の記事でまとめようと思っています。情報がたくさんあるし私も断熱の専門家ではないので難航中です。

というわけで、次回はきっと断熱のお話ができるかも?

期待せずにお待ちください…