ヘーベルハウスの建築記録施工編の前半戦の見どころは、ヘーベルハウス自慢の強靭な基礎(ビルと同レベル)工事です。
今回は再びお目見えした『比類なき配筋』のレポートとなります。
前回までは…
基礎配筋工事自体は1日(23日)で完了し、25日か26日の1日を使って型枠工事を実施するそうです。
比類なき配筋
前回の工事の時の配筋の記事はこちらです。
やってることは変わりません。そして、今回も前回と同じ業者にお願いしたいという施主の強い要望で、前回基礎を組み上げてくれた『町田基礎』さんにお願いしました。
町田基礎さんは神奈川県がメインの基礎業者さんですが、ヘーベルハウスの神奈川管区でも最高の技量を持つ業者さんということで、我が家の担当ヘーベルハウスの営業氏がアサインしてくれた最高の業者さんです。
もし、神奈川県でヘーベルハウスを建てようと思っていたら「基礎は町田基礎さんが良いと聞いている」と伝えてみてください。
配筋工事の流れ
前回の記事から連続で読むと、行程の流れが解ります。
前回は根切りと砕石敷き、そして捨てコン打設まで終わっており、本日はヘーベルハウスの工場より搬入した基礎配筋を現地で組み上げます。
ヘーベルハウスに限らず、最近の大手ハウスメーカーは基礎用配筋もあらかじめ工場で組み上がった状態で現場に持ち込み、現場で配置するという方式が多いようです。流石工業化住宅ですね。
ヘーベルハウスの基礎配筋
ヘーベルハウスの基礎コン配筋は、一般的な木造住宅のそれとはわけが違います。
木造住宅の配筋は10ミリと13ミリの鉄筋を使うことが一般的ですが(例外あり)、ヘーベルハウスではフーチングの補助筋とベース筋以外は16ミリ、19ミリ、21ミリの鉄筋をメインで使用するそうです。
下の図はちょっと古い資料ですね。
ヘーベルハウスの重量鉄骨の構造柱を支える基礎の一番重要な部分については、更に強烈な基礎配筋となります。
籠の様に組んだこの配筋はまさに無敵ですね。ヘーベルハウスの底力を感じます。
現地写真
理屈ばかり語ってもしょうがないので、現地写真です。
まさかこの光景を2度も見ることになるとは思いませんでした。
玄関ドアが来る部分の基礎ですね。それなりに重量がかかるところであるので、配筋も強めになっているようです。
捨てコンの部分に配筋の接地面が来るようになっています。
基礎配筋を見て多くの人が疑問に思うのが、この錆は大丈夫なのか?です。
さて、前のセクションでも触れた重量鉄骨の構造柱を支える基礎の配筋の実物はこちらです。
何度見てもごついですね。これがあの柱を支えるわけですね。
というわけで、再び我が家の地面には基礎が作られようとしています。
この後、型枠を入れてから第三者機関による配筋チェックが入り、地鎮祭で授かった土地鎮め物を地中に埋めてから、コンクリート打設となります。
余談
工事担当の方と会話をしていて、近所を散歩している人から「どうしてこの間建築していたのを壊したの?」とよく聞かれるそうで(笑)
なんて答えてよいかわからない…と言っていたので、素直に「シャッター施工の時に誤って大事な基礎部分を削ってしまって、耐震性が維持できないから基礎から作り直すことにしたそうですよ」とお伝えくださいと言いました。
割と知らないふりして、しれっとモルタルを塗って誤魔化す業者も割といるらしいです。その点、ヘーベルハウスは工事チェックがかなり厳しいらしいので、ヘーベルハウスで建築する場合はこういった構造体の施工は安心できるとおもいますよということでした。
私もそれには同意です。
次回
本日のおすすめ
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