無事再建築工事が始まった我が家ですが、早速基礎工事の前段である『根切り』行程へと入ってきました。
今回はその工程についてレポートしていきます。
前回までは…
根切り工事
今回の行程
ヘーベルハウスの基礎工事の行程は以前の記事でも触れていますが、基礎工事の最初の行程である根切り行程を見に行くことができましたので、今回はそこにクローズアップしていきたいともいます。
工事内容
ヘーベルハウスは連続布基礎という基礎ですので、基礎が埋まる部分の土地を掘っていく必要があります。
という訳で、以下の様な工程で進んでいきます。
重機を使って基礎が埋まる部分の土を掘ります。
基礎が納まる地面に砕石を敷き詰めて平らな地面にします。
そして、その上に捨てコンと呼ばれるセメントを平らに打ちます。
完成写真
というわけで、早速完成写真です。
なんだか発掘現場みたいな状態になっています。
白っぽい丸いところが、地盤工事で柱状改良工事(グラインドコラム工法)で打ち込んだコンクリート杭の頭になります。
グラインドコラム工法についは以下の記事参照。
グレーの塗りたてのセメントが捨てコンになります。丁度この部分に基礎配筋が乗るわけです。
よく見るとチョークの様なもので地面にラインを引いています。
これは地縄の線になります。
地縄を張った際に、敷地周辺にこうやって臨時の柵を建てて、そこに地縄の基準点を引いているんですね。
ここから紐で実際に基礎の床面にきちんと地縄のラインを落とし込み、ずれが生じないようにしているわけです。
特に儀式的なものではないですが、面白かったので基礎の交差点の捨てコンです。
今日は休工日なので、現場に人がいないことをいいことに勝手に侵入して色々写真を撮ってきました。
前回の基礎工事の時にはこの工程を見られなかったので、二回目の建築で夢が叶ったように思います。
ここは我が家の重要な構造体の柱が乗る部分の基礎下です。この上に将来これが乗ってくるわけですよ…
改めてこうしてみると、やっぱり遺跡の発掘現場みたいで面白いですね。
さて、来週からは例の比類なき配筋が組まれ始めます。
引き続き進捗はレポートしていきますのでお楽しみに。
次回