前回までのヘーベルハウス解体記は…?
今回も解体進捗記事です。
予定では、8/28には躯体解体が完了するということでしたが、ヘーベルハウスの工事監督から予定より1日早く終わったので、29日には杭の墨だし作業をするという連絡を受けました。
杭の墨だし?久々に施工技術的なお話にも触れていこうと思います。
躯体解体完了
この写真は8/25時点での進捗です。
へーベル版は1階床へーベルを除きすべて撤去完了し、1階の鉄骨が残るのみです。
躯体担当の工事店の親方は「建てるより壊す方が難しい…」とぼやいていたそうです。
さて、この状況から最終的には以下の様になりました。
石棺が取れて、もう基礎だけになっています。鉄骨が一本残っているのは、この鉄骨の一部を輪切りにして我が家のオブジェとして提供してもらうため取ってあります。
ちょっと持ち上げてみたのですが、持ち上がりませんでした(笑)
杭の墨だし
さて、本日はヘーベルハウスの監督から「杭の墨出しをする」と言う風に聞いていました。
杭の墨出しとは?
これから破壊する基礎にスプレー塗料でこんな印をつけていました。
こうやって杭の位置を基礎に示すことで何をやるのか?
例の如く3分で適当に描いた図で申し訳ないですが、ヘーベルハウスの基礎は地盤改良工事で入れた杭と接合されます。
今回我が家は柱状改良工事でセメント杭を打ち込んでいますので、このセメント杭と基礎コンクリートがくっついている状態なのですね。
詳しくは以下の記事で…
今回基礎を壊すにあたって、何も考えずに掘り返してしまうと、このセメント杭ごと破壊してしまう可能性があるわけですね。
と言うわけで、杭の位置を「墨出し」して、墨出しされていない部分の基礎コンクリートは重機で普通に破壊し、墨出しされている部分は人力でコンクリートハンマドリルとかを使って慎重に壊す必要があるそうです。
これで失敗すると、再び杭から打ち直さなければならないので大変な手戻りになるようで、慎重に準備をして臨むそうです。
いやはや、大変な工事ですね…
というわけで、予定通り9月12日にはRe:地鎮祭ができる予定で順調に進んでいるとのことで安心しました。
次回