以前、子持ちの友人と飲み会の席だったかで会話していたときに、その友人は独身貴族の別の友人との価値観の乖離を感じているとボヤいていた。
何があったのか聞いたところ、隠れ家的なビストロを見つけたという話で、1人3000円のコースだから安くて美味しくておすすめだという話をされた。
確かに、カップル二人でディナー外食6000円で、ワインとかを飲んでも一万円を切るならリーズナブルに感じるかも知れない。
しかし、その友人は子供が三人いる。
3000円×5人で15000円だ。まあ、子供も3000円かどうかはわからんけど。
最低ライン金額がそもそも違うし、子供がいる家庭だとお金をかける優先順位も変わってくる。
その時は「へぇ~そんな店できたんだね」と話は終わったが、後日その独身貴族の友人はその子持ちの友人に「あの店行った?」と聞いてきたらしく、子持ち友人は「いやいや、なかなか…ね?」と答えたが、独身貴族は「ええ~せっかく教えたのに~」というリアクション。
流石に子持ち友人はイラッとしたそうで(笑)
個々の家で経済事情は異なるし、価値観とかも異なる。
その独身貴族の友人は、そもそも最小コストの前提計算が出来ていなかったし、子持ち家族と独身貴族とでは家計の支出内容も変わってくるのだが、その辺の想像力が働かなかった様だ。
さて、家を建てるとなると営業担当から是非友人をご紹介していただきたい!と頼まれる。
今の所ヘーベルハウスにもヘーベルハウス担当営業にも満足しているし、ヘーベルハウスで建築を望む友人がいれば紹介はできるけれども…
ハウスメーカーって、簡単に人に勧められないよね。
ヘーベルハウスって高いもの…
友人とはいえ、友人の家の収入が幾らだなんて普通は詳らかに明かしたりはしない。
今住んでいる川崎や近隣となると、重量鉄骨のFREXがベースになると思う。
ヘーベルハウスの重量鉄骨は坪単価100万からと思った方が良い。
平均的な30坪の家を建てるだけで3000万が最低ライン。
気軽にオススメはできませんわよね。
家の建築を考えているという友人が何人かいて、今家を建築中(解体中?笑)の私にいろいろ相談が来たりするけど、流石に「年収いくら?現金はいくらある?住宅ローンはいくらまで払うつもり?」とは聞けないし(笑)
相手の経済事情なんか知らんけど、とにかく勧めればいいって意見もあったりするけど、最初に書いた独身貴族にとっての安くてオススメと、子持ちのちょっと奮発しなきゃ…というお話の、独身貴族みたいな真似はしたくないわけです。
というわけで、新築考えてるんだけどヘーベルハウスどう?って聞かれたらなんて答えればいいか。
「予算感は坪100万位で安いとは言えないけど、それでもヘーベルハウスに魅力を感じるなら、紹介は出来るよ。」
これかな…