へーベルハウス建築記@神奈川県川崎市

神奈川県川崎市に旭化成へーベルハウスの家を建てた記録

ヘーベルハウス建築記@神奈川県川崎市

2020年6月1日 基礎工事開始~比類なき配筋

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2020年5月14日に地盤改良工事として柱状改良工事(グラインドコラム工法)が開始され、2日間の工事で工事は完了。その後、養生期間を一週間ほど持ちます。

www.colonel-zubrowka.com

当初予定では5月25日から基礎工事を行う予定でしたが、工事業者の予定などもあり5月27日から基礎工事を開始することになりました。

 

では、早速ヘーベルハウスの基礎工事の様子をレポートします。

 

基礎工事の流れ

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そもそも基礎には大まかに二つ種類があり、「布基礎」と「ベタ基礎」があります。

説明を書くと長くなるので、両者のざっくりとした説明はSUUMOのサイトにあるのでご覧ください。

suumo.jp

ヘーベルハウスでは、「布基礎」をベースとした 「連続布基礎」という工法を使っています。これはヘーベルハウスに限ったものではなく、ミサワホームとか他のハウスメーカーでも採用している工法です。

 

さて、ヘーベルハウスの基礎工事はどういった手順で進むのか、一つ一つ行程を解説します。

 

①根切り

根切り工事イメージ

当たり前のことですが、基礎は地面のレベル(GL=Grand Level)よりも深い場所に配置します。

そのため、基礎を配置する場所をパワーショベルなどを使って掘ります。これを『根切り』と言います。価格交渉しているわけではありません(それは値切り)。

今回は地盤改良工事として、柱状改良工事を行っているのでセメントの杭が地面に埋め込まれているので、このセメントの杭の頭の部分くらいまでを掘ります。

 

②砕石転圧

砕石転圧

根切り行程で地面を掘った後、土が露出している場所に砕石を敷き詰めて砂利の床を作ります。後にこの砂利の上にコンクリートを水平に打設するためのベースとなります。

 

③捨てコンクリート打設

捨てコン打設

砕石転圧した基礎の面にコンクリートを打設して、水平の床を作ります。

水平の床に改めて測量した基礎の正確な位置をマーキングして、基礎の位置を決めていきます。

 

④基礎配筋の組み上げ

基礎配筋の組み上げ

鉄筋で基礎コンクリートの骨組みとなる配筋を編み上げます。

大手の住宅メーカーはある程度規格化されているため、この基礎配筋はあらかじめ工場で組まれたものをトラックで現地に持ち込むケースが多いようです。

 

⑤型枠の構築

コンクリート型枠構築

コンクリートを流し込んで基礎を作るための、型枠を構築します。

ベニヤ版による木枠や、 鋼製型枠鋼板と呼ばれる金属板を使う場合もあります。ヘーベルハウスでは後者の鋼製型枠鋼板を使っています。

 

⑥コンクリート打設

基礎コンクリート打設

前工程で構築した型枠に、生コンクリートを打設して基礎を形作ります。

大体一週間くらい養生期間を設けて固めます。

 

ヘーベルハウスの基礎工事

ヘーベルハウスの基礎工事も、基本的には前項の一般的な基礎工事と同じ工程を踏みます。

我が家の根切り工事は5月27日(水)に始まり、28日(木)には完了していました。平日で仕事は終電まで残業していたものですから現地を見に行けず、写真も残っていません。

というわけで、30日(土)は仕事はお休みだったので、現場まで早速見に行きました。

 

ヘーベルハウスの基礎配筋

現地に到着すると、ほぼほぼ配筋は完成していました。

ヘーベルハウスの基礎配筋

近所に木造建売の家がジャンジャン建築されているので、現場はよく見ていますが…基礎配筋の密度が全然違います。

ヘーベルハウスの基礎配筋

ヘーベルハウスの基礎配筋に使う鉄筋は以下の種類とのことです。

16ミリ、19ミリ、21ミリがメインで、一般の木造住宅の基礎で使用される10ミリ鉄筋も一部では使用する場合もあるそうです(主に基礎の逆T字の横棒部分)。

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写真を見ていただくとわかると思いますが、とにかく太い。ビル工事の現場みたいな配筋が並んでいます。

ヘーベルハウス工事課の担当曰く「オーバースペック」とのこと。しかし、これこそがヘーベルハウスが胸を張る『比類なき壁』を支える、『比類なき配筋』なのでしょう。

 

ヘーベルハウスの基礎配筋

写真右側の正方形の部分が、メイン構造体である重量鉄骨の柱を支える基礎部分となります。いかにも太い柱が来ますよという迫力のある配筋です。

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これは『ダブルソリッドベース』という方式を採用していて、

基礎は籠状配筋で強化、配筋の内側と外側が二重コンクリート構造を形成します。またコンクリートの質にもこだわり、60年以上にわたり、大規模修繕が必要のない高い耐久性を実現しています

とのことです。

https://www.asahi-kasei.co.jp/maison/quality/taishin2.html/

 

コンクリート型枠

現場監督から連絡があり、6月1日に第三者機関による基礎配筋チェックを受けるタイミングで、地鎮祭で頂いた『鎮物』を土地に埋めることとなりました。

そのため、会社の休みを取って見学に行きました。

ヘーベルハウスの基礎工事

生憎の雨の中、現地に行くと土曜日まで配筋丸出しだった土地に金属製型枠がすっかり構築され終わっていました。

タブレットの素面を見ながら配筋のチェックを行う第三者機関のおじさんが、一つ一つ丁寧に見て回っています。

 

ヘーベルハウスの基礎工事

金属型枠と配筋の間にスタイロフォームが置かれています。これは、基礎コンクリートのサイズを出すために、型枠の内側にスタイロフォームを置いて細かいサイズを合わせているようです。型枠は若干外側に広くとっているようですね。

 

地盤改良との接続

グラインドコラム工法

基礎の下に一部、地盤改良工事の際に構築したセメントの柱の頭が見えていました。

工事監督に「この杭と基礎配筋を直接アンカーボルトで繋がないのか?」と質問をしてみたところ、この柱状コンクリート杭と基礎のコンクリートが結合することで地盤を支える仕組みであり、アンカーボルトで止めたりはしないということでした。

 

重量鉄骨柱との接合部

マイティセッター

https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/technology/01s.html/?link_id=globalnavi_tech01s#

鉄骨と基礎を堅固に接合する「マイティーセッター」。
独自に開発した露出柱脚工法によって、完成させた基礎の上に鉄骨柱を接合することができます。仕上がりがシンプルで美しく、工期の短縮と高い品質安定性を実現します。

ということで、ヘーベルハウスの重量鉄骨の柱は基礎とアンカーボルトでがっちり接合されるマイティーセッターという仕組みで結合されるそうです。

ここの接合部は、コンクリート打ちされる前はこうなっています。

マイティーセッター基礎部分

マイティーセッター基礎部分

ごついアンカーボルトがありますね。流石ヘーベルハウスといったところでしょうか。

 

基礎の足

ヘーベルハウスの基礎工事

基礎コンクリートを形作る型枠は地面から少し浮いています。

これは、逆T字の横線部分となるそうです。

https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chumon/c_knowhow/ie_kiso/

今回、意外にも基礎が浅いなぁと思いました。北海道などの降雪寒冷地では凍結深度が決まっており、120センチくらいの深さに基礎を打つのは当たり前だったりします。その点、関東では1メートルも掘っていないのがカルチャーショックを受けました。

 

鎮物

さて、今日は基礎コンクリート打設前の姿を見る最後の機会と言うことで、一つ大事な行事を行う日でもあります。

地鎮祭を行った時に神主さんから「鎮物」をいただいておりました。

鎮物(しずめもの)埋納の儀と称して、神霊を和め鎮めるために鎮物の品を捧げる大切な行事です。これを基礎がコンクリートが打たれる前の最後の今日、土地に埋める必要があります。

本来であれば、地鎮祭の時に鎮めるのが正しいのですが、土地改良工事があるため先に埋めると土地改良工事の際に粉々になってしまうこともあるので、基礎コンクリート打設の前に埋めます。

工事現場に入るのは危険ということで、現場監督直々に埋めていただき、私たちはそれを見守るという形式をとりました。

鎮物埋納の儀

丁度土地の真ん中に来るように埋める必要があります。

オカルトの類は基本的に信じないのですが、こういう儀式は大好きなんです。

 

まとめ

というわけで、今回は5/27~6/1にかけて行われた基礎工事(根切り~型枠工事)の様子についてのレポートとなります。

今後の行程として、明日6/2に生コン打設が行われて、一週間程度の養生後に型枠が取れて基礎が現れます。

基礎が完成すると、いよいよ「へーベル版が飛ぶ」あの一大イベント、建て方行程へと入っていきます。

必ずや有給を勝ち取り、GoProのタイムラプス撮影で記録してみせます!

 

余談

ところで、工事現場にこんなものが…

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旭化成でアクリル防水テープ出してないのかな!?