家系ブログを盛り上げる会 恒例のバトン企画に参加します。
という、とある施主さんの疑問から、各メーカーの事情を暴露し合おうという趣旨です。
では、早速ヘーベルハウスの事情を暴露していきましょう。
- 間取り事情漏洩バトン
- 建築先と家のスペックは?
- 間取りの打ち合わせの相手は誰だったか?
- 誰が間取りを書いてくれたか?
- 出会ってから何回目の打ち合わせで間取りを出してくれたか?
- 間取りを書いてもらうまでに必要な費用は?
- 間取りの作成費用(基本設計)は何円かかったか?
- 契約後に間取りを変更することは可能だったか?
- 契約後に間取りを変更してかかった費用は?(減額した場合は減額した金額)
- 契約時の間取りの完成度は?
- 間取りが完成するまでの流れはどんな感じだったか?(打ち合わせ回数と期間)
- 間取りを決定後、何ヶ月後に竣工(家の工事が終了)したか?
- 外構の打ち合わせはいつのタイミングで始まったか?
- 他に検討したハウスメーカーor工務店の間取り関連の情報で知っていることは?
- まとめ
間取り事情漏洩バトン
建築先と家のスペックは?
建築先:旭化成ホームズ『ヘーベルハウス』の川崎支店
スペック:重量鉄骨FREX AXiii 3階建て 延床30坪
※2020年9月中旬に竣工予定
間取りの打ち合わせの相手は誰だったか?
ヘーベルハウスの川崎支店では、間取りの打ち合わせは営業担当者と行い、原則設計士は出てきません。
それはなぜか…?
神奈川県の中でも川崎市や横浜市のエリアはヘーベルハウスのシェアが強いエリアとなります。
理由は以下の記事を参考にしていただければ。
着工数が多いので、一人の設計士が同時複数のクライアントの間取りを並行で手掛ける必要があるため、原則クライアントとの打ち合わせに設計士がマンツーマンであたることはあまりないそうです。
誰が間取りを書いてくれたか?
間取りはヘーベルハウス設計課の一級設計士が書いてくれます。
設計士が描いた間取りを、営業がクライアントに説明し、修正依頼などを営業が受け付けて、設計士にエスカレーションし、設計士が修正した間取りを営業がクライアントに提示するというやり取りを繰り返します。
出会ってから何回目の打ち合わせで間取りを出してくれたか?
1回目の打ち合わせ(出会い)は何となく(冷やかしで)入った住宅展示場で。
2回目の打ち合わせ(1回目の打ち合わせの1週間後)で土地の提案を受け、その翌日に土地の買い付け申し込みをし…
3回目の打ち合わせ(上記土地買い付け申し込みをした日の夕方)時に、朝決めた土地に対する設計提案を受けました。
非常にスピード感のある提示でしたね。
間取りを書いてもらうまでに必要な費用は?
今回我が家は間取り提示に費用は掛かっていません。
少なくともヘーベルハウス川崎支店では、建築請負契約を締結するまで費用は一切請求されていません。
間取りの作成費用(基本設計)は何円かかったか?
最終的な見積額として、設計図書作成費用に¥643,500が計上されました。
事実上の設計費ですね。
契約後に間取りを変更することは可能だったか?
ヘーベルハウスでの建築請負契約では、契約時間取りからの変更が可能なタイミングがいくつかあります。
上記図で言うと、①の詳細設計行程完了後に「建築確認申請提出」までに間取りを確定させる必要があります。
極端な話、「建築請負契約」~「建築確認申請提出」までの間であれば、いくらでも間取り変更は可能です。
しかし、建築請負契約締結後に間取りの変更をすると、上記の図でいう「詳細設計予備行程」に突入することになります。
これが何を意味するかというと、細かくは以下の記事を参照いただきたいのですが、
建築請負申請図面決定後の大幅な変更には、変更費用が掛かります。
契約後に間取りを変更してかかった費用は?(減額した場合は減額した金額)
間取り変更をしていないので、費用は掛かっていません。
インテリア費用で上振れしましたが…240万ほど。
契約時の間取りの完成度は?
契約時の間取りから、設備の一部変更(ユニットバスを1616→1618へサイズアップ)や、費用削減のため窓を減らしたりといったわずかな変更のみだったので、契約時の間取り完成度は九割といったところでしょうか。
間取りが完成するまでの流れはどんな感じだったか?(打ち合わせ回数と期間)
最初に間取りが提示されたのが、2020年1月12日。
建築請負申請図面完成打ち合わせが2月16日。
約一か月で決まりましたが、打ち合わせ回数としては5回でした。
間取りを決定後、何ヶ月後に竣工(家の工事が終了)したか?
2020年2月16日の建築確認申請間取り確定打ち合わせを間取り確定とすると、竣工予定の9月後半まで7か月かかります。
外構の打ち合わせはいつのタイミングで始まったか?
ヘーベルハウスの本来の設計行程は以下の順番です。
- 建築確認申請のための間取り設計
- 設備決定(バス・トイレ・洗面台・キッチン)
- インテリア決定
- 外構決定
しかし、我が家はインテリア打ち合わせ(全3回)の1回目終了後に外構打ち合わせをねじ込んでもらいました。
インテリアと外構を同時並行で進めた形になります。
他に検討したハウスメーカーor工務店の間取り関連の情報で知っていることは?
実際に他社と打ち合わせを実施している、もしくは実施した友人から聞いたお話ですので確実な情報のみ掲載します。
住友林業
実際に住友林業で契約直前まで行った友人のお話。
建築請負契約前に間取り提案費用として5万円(契約したら手付金の一部となる)を支払う必要があります。これを払わないと提案を受けられません。
5万円を払ったことで以下のことができます。
- 土地地質調査を受けられる
- 地質調査結果をもとに間取り提案を受けられる
なお、契約を締結しないとこの5万円は戻ってきません。
逆にいえば、5万円払えれば地質調査と間取り提案を受けられるので、これを高いとみるか安いとみるか…
積水ハウス
上記住友林業の競合先として積水ハウスシャーウッドの検討をしていた際に、地質調査と間取り提案に費用は掛からなかったそうです。
業界最大手の余裕は違いますな。
まとめ
ヘーベルハウス(川崎店)では、間取りの提案は無料です。
しかし、基本的に設計士が直接クライアントと間取り打ち合わせをすることはあまりないようですが、営業と設計が連携をとって間取りを提案してくれます。
(施主次第ですが)契約締結までには精度の高い設計が出来上がり、契約後は僅かな変更のみで設計を進めることが可能です。
契約締結をするまでに、ヘーベルハウスは費用を一切要求してきませんでした。
以上、ヘーベルハウス(川崎店)の間取り事情でした。