家系ブログなのに旅行記である、この『はじめてのアメリカ』シリーズ。意外とPVが多くて驚いています。
さて、前回までのエピソードは…
オーランドから東へ向けて出発したところまで書きましたね。
では、今回はその続きを。
東へ向かう先
私は旅行が好きです。旅行と言っても人によって目的は色々だと思います。
私の旅行は、現地でしか体験できない、現地に行かないと現物を見れないものに触れることが最大の目的です。
今回、フロリダ出張が決まった時点で必ず行くと決めていたところが2箇所あります。その中の一箇所に向けて進み始めました。
目的地は、ケープカナベラル!
さあ、写真で行程を、ケープカナベラルには何があるのか?
だんだんと景色が開けてきます。
海の上を渡る橋の様に見えますが、これ川なんです。多摩川とか小川に見えるレベルのでっかい川を橋で渡っていきます。
川の向こうに何やら大きな建物が…
はい、三枚前くらいでばれていたと思いますが、私がフロリダに来たら絶対に来たかったところとは、『ケネディ宇宙センター』です!
ケネディ宇宙センター
ケネディ宇宙センター(Kenedy Space Center:略してKSC)を知らない人はいないと思いますが、月に行ったアポロ宇宙船やスペースシャトルなんかはここから打ち上げられています。
ロシアのバイコヌール基地と並び、世界的な宇宙港です。最近では民間ロケット会社のスペースXもここからロケットを打ち上げています。え?スペースX知らない?電気自動車のテスラで有名なイーロン・マスクが設立した会社ですよ。
私、宇宙開発の歴史に興味があって、子供の頃から天文学の図鑑とか見ていた子でした。もし、フロリダに行くことがあれば絶対に本物のロケットを見たいとずっと思っていたのです。
それが、まさかの海外出張でフロリダに行くことになるとは…夢が叶ったわけです。
たまたま、出張に同行する上司も興味があるということで、ケネディ宇宙センターは出張計画の中にしっかり入ることとなりました。
KSCの場所
無駄に引っ張ったのでKSCの場所の説明がまだでした。
オーランド市から東へ約58マイル(93キロ)、車で一時間くらいですね。
まだ空港からホテルまでしか運転したことがないのですが、この距離を走破します。なかなか緊張しましたね。
チケット
KSCの入場料は57ドルです。これはあらかじめネットで買うことで少し安くすることができます。
ただ、ネットで買っていっても結局窓口で入場券と引き換えになりました。
日本から来たと言うと、窓口では日本語の案内図をくれます。
見学記録
広大な駐車場に車を停め、入場口に行きます。
NASAの立体ロゴと、JFKですね。
左手のデジタル時計は、実際に発射のカウントダウンを表示したデジタル時計です。
パークに入ると、歴代のロケットが並んでいます。なかなか迫力があります。
アポロを月まで送ったサターンV型ロケットも横たわっています。でかすぎてフレームに収まり切りません。
圧倒的な迫力です。
さて、ロケットが展示されている公園からバスツアーに移動します。
途中、ISS関連の展示がありました。
なんと日本が真ん中!この配列の意味は?とみんなで頭を悩ませましたが…
左から、ベルギー、カナダ、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、日本、オランダ、ノルウェー、ロシア、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、アメリカ。
アルファベット順じゃない?なんて会話もしましたが、じゃあアメリカが最後なのはなんでだ?と…
冷静な一人が、「United StatesだからUですよ…」
テンション上がりすぎてちょっとおバカになっていました。
さて、全体マップです。
KSCではこのヴィジター・コンプレックスから実際の発射台へと見学できるバスツアーが出ています。バスツアーはチケット代に入っているので、参加することにしました。
こんなバスに乗り込んで、見学に出発です。
なお、バスの進行方向右側の座席を確保することをお勧めします。なぜなら、時計回りに発射台を見て回るので、右側の窓からよく見えるのです。
さて、次回はバスツアーの様子をレポートしたいと思います。