コロナウィルスの感染拡大により緊急事態宣言が出ましたが、今求められている対応はとにかく人との接触は最低限に抑えること。
自分はウィルスに感染している前提で、他人にウィルスを移す媒介者であるという前提に立って行動することが求められています。
つまり、Stay at homeですね。Stay with meと言って年老いた地方に住む親に会いに行ったあなたは、間接的に親を殺します。
さて、そういう情勢下ですので、現在注文住宅建築中の方は打ち合わせができず、行程がストップしてしまっているのではないでしょうか?
注文住宅建築を実際に体験された方は容易に想像がつくと思いますが、実際に現地に行かないと打ち合わせにならないような打ち合わせって、実際どれくらいあったでしょうか。
住設関係の打ち合わせで、実際にショールームで現物を見て選ぶ打ち合わせ。こればかりは現物がないとお話になりません。
インテリア打ち合わせでも、タイルやら壁紙は現物を見て決めないと、写真と現物はかなり違います。
大体は、紙の図面やら写真やらで決められることが多かったりします。
最近ではシミュレーションソフトもリアルに仕上がるものも増えてきました。
つまり、メールやら電話やら、Skypeなんかのテレビ会議で何とかなりそうな打ち合わせって意外と多いんですよね。
そんなお話をヘーベルハウスの営業氏と先日しました。
この騒動になる前から、時短のためと紙が増えるのを嫌い、PDF化した図面のやり取りでレビュー作業をやったりしていたのですが、この辺をもっと効率化したり、インテリアにしても、標準品を自由にカスタムしてある程度3Dシミュレーションを作った状態でインテリア打ち合わせに持ち込めば、これも効率化に繋がるよねなんて話になり。
ただ、やはりどうしても対面、紙ベースの打ち合わせに固執するタイプの人、世代は根強いらしく、デジタルネイティブな今の30代以下の世代とは温度感が違うのだとか。
ハウスメーカーとしても、そういう年代の客は若い世代よりも金もあり、太い客になるので対応するのが当たり前になっているようですが、我々のようなデジタルネイティブな世代が中心となってくると、今までの対面打ち合わせスタイルは変わっていくだろうし、対応できるようにハウスメーカーも変わっていかなきゃならないでしょうね。
これからの家造りは、どんな風に変わっていくのか。
ちょっと、未来が見えたような気がしました。
緊急事態宣言を受けて、ハウスメーカー各社の対応をまとめた記事があるので添付しますね。