家系ブログとかを色々読んで回っているのですが、一条工務店オーナーさんのブログがすごく多い気がしています。
実際、私の友人にも一条工務店の家に住んでいる人がちらほらおります。
長野とか雪が降る地域に多い気がしますね。
今回は私が実際に見学に行った一条工務店の展示場の感想やら抱いた印象やらを書き連ねていこうと思います。
一条工務店とのファーストコンタクト
私、北海道出身でして、関東に来るまで…もっと言いますと、住宅展示場を回るまで一条工務店ってメーカーを知りませんでした。
そう、私が北海道に住んでいた頃は、北海道では一条工務店はほぼほぼ無名。
北海道で断熱性能が売りのHMといえば圧倒的に『木の城たいせつ』でした。潰れちゃったけど。
さて、私が住宅展示場巡りを始めたのはかれこれ六年ほど前。
今は無きSUUMO武蔵小杉住宅展示場(今はSUUMOじゃなくなっただけでまだありますけどね)に赴きましたところ、ハンガリー国旗がはためいておりました。
スウェーデンハウスは北海道でも有名でしたので、こっちではハンガリーハウスがあるのか?くらいの気持ちで素通りしようとしたところ、展示場の前にいるきれいなお姉さんから声を掛けられまして、中へご案内されました。
本物のロゴは以下の通りです。
一条工務店の営業
中に通されると30代半ば位の男性営業がおりまして、在り来たりな「一条工務店は初めてですか?」と聞かれました。
素直に「一条工務店ってメーカーの存在を今この瞬間に知りました。」と答えたところ、その営業氏は「お時間を2時間だけください!一条工務店のすべてをご説明します!」と猛烈な圧で迫ってきました(笑)
面白そうなので、二時間お付き合いしますということで説明を受けることに。
これが一条工務店とのファーストコンタクトでした。そして、熱い男だな…と。
一条工務店は熱いメーカーだった
熱い営業によりご案内されます。「一条の全てを語ります!」という暑苦しさ!意外と嫌いではないです。
とにかく強調されたのは、その高い断熱性能。これでもか!と、断熱性能について解説されました。
そして、熱交換換気システムですね。
「一条の家は家全体が一定の気温に保たれるため、空調コストが下げられます!」
という売り文句。
私は、「要は魔法瓶の理屈で、断熱気密性が高いから夏は冷房、冬は暖房の効果が外に逃げないってことですね。」と聞いたら、「その通りです!魔法瓶!素晴らしい例えですね。ぜひ使わせていただきます!」って言ってたけど、使っている形跡は見当たりませんでした(笑)
数値上のデータも凄いし、構造とかも説明される限りこれは確かに高気密高断熱だよね。という納得のいく説明でした。
ツインモノコック構造という構造らしいですが、これは大雑把にいうと壁構造に分類されるやつで、家の構造を支える構造体が柱ではなく壁というパターンの建築物です。
壁構造の特徴は、柱がないということでしょうか。
柱が部屋の中にないため、すっきりとした室内空間を作ることができます。
その反面、壁自体が構造体であるため、大きな開口部を付けることができません。
柱ではなく面で支える構造の場合、面の面積が大事でして、大きな窓を付けると面が小さくなるため構造力が低下します。
窓というのは基本的に断熱上不利です。ガラスに断熱性能はほぼないと思っていてよいでしょう。サッシも最近でこそ樹脂サッシなどありますが、使いやすく丈夫なアルミサッシは金属ですので、熱伝導性は高いわけです。
高気密高断熱をうたうメーカーとしては、壁構造が有利なわけですね。熱の逃げ場を少なくできるという点で。
気密性が高いと遮音性も高い
我が家は趣味で音楽をやるので、防音室に興味がありました。
一条工務店の展示場に、シアタールームがあるということで見学させていただくことに。
大画面ドルビーサウンドシステムのホームシアターがあり、フルオーケストラの映像が流れているのですが、ドアを閉めると音が全く外に漏れません。
純粋にすごい!営業さんドヤ顔。
これ、オプションで200万円でつけられます!とのこと。
6畳くらいのお部屋で200万円が高いのか安いのかはわかりませんが、性能に関しては間違いないと痛感しました。
一条工務店のこれはちょっと…と感じたポイント
あくまで、これは2014年頃のお話です。
その時のモデルルーム、正直言って見た目がイマイチでした。デザインがイマイチパッとしないモデルルームだったのです。
また、室内もモデルルームでも標準仕様!という心意気のある設定だったのですが、標準仕様が他のモデルハウスと比べても見劣りしてしまうというのがネックでした(住友林業を見た後に来たため、より一層そう見えたのかもしれません)。
営業さんはここではっきり言いました。「正直このモデルハウスはダサいです!しかし、スタイリッシュなモデルもあるんですよ。」と、カタログを出してきてくれて、正直安心した覚えがあります。
どんなに性能が良くても、この見た目じゃなぁ…というのが純粋な感想だったのです。
そして、最近は一条工務店の家も凄くかっこよくなっていますね。
ホントにあのモデルハウスやめた方がいいと思いました(笑)
なぜ一条工務店を選ばなかったのか
一条工務店に対して、私はすごく良い印象を持ちました。
モデルハウスの見た目がイマイチだった点を除いて、基本的に好意的な感想を抱いております。
しかし、一条工務店を選ばなかった。
理由は、「家にそこまで高気密高断熱の性能は求めていない」というものでした。
私が北海道に住んでいたらお話は違いますが、今の住まいは関東で、家を建てるのも関東です。しかも関東でも南側、神奈川県の川崎市です。
道産子として、正直そこまで寒いと思ったことがない!
そして、私は窓を開けて風を家の中に通したいのです。どうも機械換気が好きじゃないんですね、本能的に。
というわけで、一条工務店の家は素晴らしい性能をもっているけれども、私のニーズに刺さらなかった。
でも、これだけは言えます。「暖かい家に住みたい」って言っている友人には、まず一条工務店見に行ったら?と勧めるだろうと。
一条工務店の等身大のレビュー
住宅展示場で一条工務店のモデルハウスを見て、説明を受けただけの人間の感想に何の価値があるのか?と思われると思います。
というわけで、掲載許可をいただけた一条工務店オーナーの方の等身大の口コミ記事をここに順次掲載していきたいと思います。
ジョニーさんのグランセゾンレビュー
一条工務店オーナーのジョニーさんから、ブログ転載許可をもらえましたのでご紹介します。
ジョニーさんは一条工務店で施工面積34坪のマイホームを建てられたオーナーさんです。ブログの中で家造りに役立つ様々な情報を発信しています。
なお、ブログの中ではリアルな金額まで公表しています!是非探してみてください。
さて、そんなジョニーさんのブログでお勧めの記事は以下の記事です。
アイスマートとグランセゾンで悩んでいる方には最適な記事だと思います。
なお、記事中でグランセゾンの外観がマインクラフトで作れそうと言われておりますが、マインクラフト再現性の高さではへーベルハウスも引けを取りませんよ!
さて、マンセー記事ばかりではなく、オーナーならではの残念ポイントもまとめてくださっています。
実際のオーナーの生の声は、一条工務店の家造りの参考になるのではないでしょうか?特に残念ポイントなんて。
簡単ではございますが、私のつたない紹介よりもジョニーさんのブログを読む方が早い!是非読んでみてくださいね!
(私のブログより余程読みやすいレイアウトだ…)