ここ最近、コロナウィルス騒動やらでインテリア打ち合わせが伸びてしまったり、外構工事の打ち合わせを先行して進めたりしていたので、営業担当との打ち合わせは2週間ぶりといったところです。
さて、現在の進捗はどうなっているかといいますと…
上記の図の左から二番目である、「詳細設計行程②」の途中です。
先日、外構は決定(詳細見積もり待ち)し、インテリアも12時間に及びブートキャンプで何とか決定(見積待ち)という状況でして、そこまで行ったなら後は何をするのさ?という感想を抱くと思いますが、ヘーベルハウスではお金に関する部分はすべて営業が取り仕切ります。
外構とかインテリアとか工事とか担当は分かれていますが、それぞれにかかる費用を積算して、お客さんに提示するのは営業担当であり、それぞれの部門担当は金額提示は行わないというルールになっているようです(ざっくりの費用感とか定価とかは教えてくれますけどね)。
では、19日の打ち合わせでは何をしたのか?
ここでインテリアの費用を含めた修正見積を持ってきてもらえるかと思ったのですが、生憎まだ一部の特注品の価格が出ていないため見積もりは出てきませんでした。
ということで、今回の打ち合わせでは家の細かい設備の打ち合わせとなります。
打ち合わせた内容は…
電源コンセントの位置
です。
これ、意外と重要です。だってこれだけで2時間強かかりましたもの。
コンセントの位置決めで大事なこと
私のブログで何度も登場するキーワード。そう、「生活動線」です。
家造りをしている人は皆知っている言葉ですね。
建築学科で住宅建築の実習をした際に、自分が設計した家について教授に説明する際には必ず「動線設計」について語る必要があります。
「家」とは「生活」であるわけです。建築とは人生(生活)をデザインするのだ!と建築家の先生はそんなようなことをよく言うわけですが、この生活動線設計がうまい建築家と下手な建築家のプランは、平面図を見るだけで分かります。
我が家は今現在住んでいる家の間取りが、我が家の生活スタイルに合っているというのもあり、現在の住まいの間取りを拡張した設計としています。
つまり、コンセントの位置などは今の生活で便利である、不便であるという点を中心に設計していくと、うまくいく(はず)なのです。
妻との揉めポイント
住宅建築を進めていくうえで、やはり配偶者との意見の衝突が発生します。
住宅建築について基礎的な勉強をしてきて、ベースがある私と、それがない妻との間で「ここにあると便利」という感覚に違いが出るのは仕方がないことです。
妻は想定している家具の位置だけでコンセント場所を選び、最低限のコンセントで済ませようとする傾向があります。
一方私は、今後の生活スタイルの変化や、シチュエーションの変化(来客時など)に対応できるように、汎用的な位置に配置したいとする傾向があります。
また、視覚的な点も重要です。
コンセントが見えていいのか、見えづらい場所に置くべきなのか。
これはポイントポイントで変わってくる要素です。
そのコンセントはどういったシチュエーションで使うのか?という点を一つ一つ役割を想定して考えていくことが必要です。
これがまたしんどい。
そして、図面上ではそう思っていても、実際に住み始めると「ああ、ここにもコンセントあった方が良かった…」と後悔するパターンは多いようです。
実際にSUUMOの「間取りの失敗ランキング」でも堂々の一位です。
その辺は、素直にハウスメーカーのアドバイスも聞いた方が良いのかもしれません。
施主にとっては大体が一回目であり最後の建築ですが、彼らは毎年何十棟と家を建ててきて、そして後悔を見てきているわけですから。
実際に盲点だった点を指摘してもらって、コンセントを追加していたりもします。
まとめ
今回はまだ図面も上がってきていないので、我が家では具体的にどうしたのかについては次の機会に書くとして、今回のまとめとしては以下の通りです。
- コンセントの位置は生活動線をベースに考える
- ある程度過剰と思うくらいにつけておいた方が後悔が少ない場合がある
- 見せる壁、見せない壁、家具家電で隠せるのか否かでコンセントの位置は決まってくる
- 将来ずっとそこに同じ家具があると思って配置を変なところにすると、後々後悔するかもしれない
です。
図面が上がってきたら、我が家のコンセント配置設計について解説していきたいと思います。
今回は能書きばかりでごめんなさい。
ではまた次回。