2020年3月15日。前日の外構打ち合わせに続き、横浜みなとみらいのヘーベルハウスデザインスタジオでの、二回目のインテリア打ち合わせとなりました。
前回の打ち合わせは以下の記事に。
前日は中止になったセントパトリックスデーの代わりに、アイリッシュパブでアイルランド民謡のライブをやるという、おおよそコロナウィルス騒動のご時世下では時代に逆行した所業をしていて二日酔い気味で打ち合わせに望みました。
この打ち合わせ、実はコロナウィルス騒動の影響で予定が伸びまして、2週間ほど延期となって開催されました。
朝10時に集合、そしてタイトルにある通り終了したのは夜もとっぷり暮れた22時…
まさに激闘12時間の長丁場となりましたが、すべてを決めてきました。
和室兼妻の部屋
前回の打ち合わせで、和室のインテリアの希望をふわっとIAさんに伝えていました。そう、「大正時代の洋館の様な畳のある洋室をイメージ」という雑なイメージを。
そして、IAさんから事前にメールでCADのパースが届いていました。
へーベルさんのCADは相変わらずショボい…
とりあえず…天井は赤い和紙系壁紙。壁はクリーム色系の和紙壁紙。
似非床の間にはアクセントウォール(今回一番高い壁紙)が鎮座する予定です。
CADだとイマイチ…ということで、壁紙サンプルを用意してくれていました。
床板とかは標準のウォールナットを採用。
アクセントウォールの壁紙がCADだと全然表現できてません(笑)
写真だとイマイチですが、壁紙もテクスチャの素敵な和紙壁紙です。
さすがプロですね。赤い天井って奇抜かと思いましたが、「大正時代の洋館の様な畳のある洋室をイメージ」っていう妙な注文をしっかりと反映させてきました。
寝室
寝室は結構揉めました。
私と私の妻では、インテリアをイメージする手法が全然違うのです。
建築学科の学生時代に、アルバイトでとある設計事務所で働いていたのですが、その時に札幌でも人気のレストランなどの店舗インテリアをデザインする事務所で図面描いたりしていたのですが、そういう経験もあってトータルでの色のバランスとかイメージをある程度具体的にするために、実際のインテリア事例をかなり調べて、参考例をいくつか用意して打ち合わせに臨みます。
一方妻は、パーツパーツで考えるので、パーツ一つは良くても全部を合わせると組み合わせが悪いというパターンが割と多く、とっかえひっかえパーツを入れ替えて考えるのでとにかく時間がかかる。そして、事前に自分のイメージをある程度固めて来ない!
というわけで、妻からの寝室の注文は「青を使いたい。全体的に暗く。」
それだけだぜ!
IAさんも私も色々調べましたよ。
青で落ち着いた雰囲気ということで私は、ブルックリンスタイルなんか良いんじゃないか?といくつか事例を持っていきました。
でも違うと。
IAさんもCADでこんな感じで提案をしてくれました。
これまた、壁紙ああでもないこうでもないと2時間くらいかけて、やっと壁紙決定。
なお、寝室の照明を決めるのにまた妻は分厚いカタログを5冊くらい出してきて検討。これまた1時間以上かかりました。だからあれほど事前にある程度検討しておけと…
選んだのは、マックスレイのシーリングライトでした。あれ?イサムノグチの『あかり』がいいと言っていたはずだが…
まあ、錆真鍮の様なフレームなので、良しとしましょう。
※後に国内在庫がないということで別の照明に代わってしまうのですが笑
リビング
リビングについては、そもそも方向性も定まっていなかったのですが、前回の打ち合わせでヘーベルハウス標準インテリアテーマの「カフェミックス」をベースにしようという方向になりました。
といいますのも、ヘーベルハウス新川崎展示場のリビングが凄く良い出来だったのです。
こんな感じです。
そして、木質感も好きなため壁紙を木の板のような感じにしたいと考えていたのですが、元住吉駅近くのカフェに素敵な外壁のお店を見つけました。
カフェ Balooさん。
実際の写真はこんな感じです。
IAさんにはこの写真を送って「こんな感じの壁にしたい」とオーダーしたところ、早速素晴らしい壁紙を見つけてきてくれました。
そして、イマイチなCADによるパースも事前にいただいておりまして、
今回キッチンは流行りのオープンキッチンではなく、あえて囲いに隠れたキッチンとしました。洗い物出しっぱなしでも大丈夫なように!笑
キッチンの中のアクセントウォールは赤です。
そしてカーテンも赤い。カーテンは今現在家で使っているものを持ち込む予定です。
キッチンの囲い壁もアクセントウォールとすることにしましたが、妻は「レンガが良い!」というので、色々なパターンのレンガ柄の壁紙をIAさんは探してくれました。
これまた妻の注文が「おいしそうなものが出てきそうなレンガ」。
私は意訳してIAさんに伝えました。「ピザ窯イメージしてください…」
というわけで、ここはある程度こちらで柄とかを指定していたのですんなり決まりました。
なお、床材は手入れが大変なので基本的には無垢材は採用せず、標準の突板です。ブラッシュドオークを選んでいます。
リビングの壁と床は決まっても、照明でまたひと悶着しました。
私は「レトロモダン」で「インダストリアル」なデザインが好きなのですが、妻はかわいいものがいいと主張するわけで、当初私の案であるエジソンランプ系の照明をチョイスしていたのですが、妻が反対し断念することになりました。
私は↑これがいい!とずっと言っていたのですが…
妻が選んだのは、オーデリックのペンダントライト。
正直私の好みとは違いますが、ペンダントライトなら簡単に交換できるし、今回は折れておこうということで引き下がりました(笑)
引き下がってばかりいる気がするなぁ。
とまあこんな感じで、和室・寝室・リビングと決めるだけで17時を回ろうとしておりました。
まだ、玄関・廊下・トイレ・洗濯室が丸々残っております。
もうね、続きは完成後のWeb内覧会で!
次回