本日はヘーベルハウスの外構部門である、AJEX社との二回目の打ち合わせ。
前回の打ち合わせで、外構工事の大体の方向性は定めたので、本日は前回打ち合わせ結果を反映させた図面の確認と細かい色とかの調整がメインになります。
前回の打ち合わせについては以下の記事を参照してください。
前回書くのを忘れましたが、外構工事というと、どうしても作業着を着たおっさんが担当というイメージを抱きがちだが、我がヘーベルハウスの担当営業は女性設計士を当ててきた。これはおそらく、我が家の夫婦間ヒエラルキー(妻に頭が上がらない夫)を見極めた営業が、話をすんなり進めるために女性設計士を当ててきたのではないかと…(笑)
冗談はさておき、今回は仕上がった図面関係の確認をしつつ、選んだ造作物などの色合わせを行いました。
事前にインテリア担当が玄関照明などの計画を連携してくれていたので、そのイメージに合わせた提案を行ってくれました。
ヘーベルハウスの外観
ヘーベルハウスは良くも悪くも、デザインがモダンです。
好き嫌いがはっきり分かれがちなファサードですが、少なくとも家の外観を可愛くしたり、メルヘンチックにするタイプの家ではありませんし、木質感の溢れる温かみのある外観にもし辛いです。
そういう家が良い人は、積水ハウスのシャーウッドとか、
住友林業の家とか、
三井ホームさん
なんかを選んだ方が幸せになれそうです(笑)
我が家の外観
今回外壁は新発売のマイクロストライプを選んでおり、色は玄武とこれまた新色のトバモリーホワイトのツートンとなります。
モダンな四角い要塞が出来上がるわけです。
私はレトロインダストリアルなデザインや、スチームパンク系のデザインが割と好きで、照明だったりそういった小物は、錆真鍮やアイアン系の要素を取り入れたいと思っているのですが、ヘーベルハウスの外観に合わせ辛いのがネックです。
どうせならモダンに攻めてみる
外構担当の女性設計士さんは、白黒モダンなデザインの家なら、外構もモダンに攻めてみては?というアドバイスをくれました。
じゃあどうやってそれを実現するのか?
我が家の外観のアクセントは、外灯と宅配ボックスです。というか、狭小住宅地なので庭とか門扉とかそういうの付けられません。
宅配ボックス
宅配ボックスについては前回の記事でも書きましたが、LIXILの一番でかい宅配ボックスです。これの本体とフレームを両方LIXILブラックとしました。
外構灯
家の敷地境界線に立つ外構灯。
これはLEDIUS社のエクスレッズポールライト2型の黒としました。
この二つを黒いアイアン系の硬質なデザインで固めることで、質感は違えど玄武のFREX3と色を同系統とすることで統一感を出しました。
アプローチ
道路から玄関までの(狭い)アプローチ道は、ヘーベルハウス標準の玄関タイル「コンテ」の黒系を玄関から前面道路まで伸ばしました。
玄関扉
玄関扉もこれまた黒系をチョイス。一部シルバーのアクセント有り。
写真はありません。
郵便ポスト
我が家はヘビーAmazonユーザーですので、宅配ボックスとポストは分けたかったのでポストは別途玄関扉横に壁付けしました。
選んだのはまた黒。 WABI POSTのシードというタイプのデザイン。
本当は『マックスノブロックティンブク社』の真っ赤なポストが良かったのですが、妻と外構担当設計士に却下されました…
黒尽くしの中二病みたいな家です(笑)
とにかく黒ばかりのアプローチ
以上挙げた通り、とにかく黒ばかりです。
しかし、これには意図があるようで、一番大きくて目立つLIXILの宅配ボックスですが、製品の色の選択肢が少ない(白か黒しかない)ので、その中で家の外観と一番合わせ易いのは黒。そして、黒い宅配ボックスを支えるポールが白と黒以外はすべて木目調で、木質感皆無の我が家ではそこだけ浮いてしまうので、もう黒しか選択肢がなかったのです。
宅配ボックスが真っ黒で、家も真っ黒(一部白のツートン)ということで、アプローチは黒系でまとめた方がシックでモダンなイメージになるからという設計士のおすすめでした。
でも私は赤が好き
郵便ポストを真っ赤なモデルを選ぶくらいに私は赤が好きです。
そして、免許を取ってから今まで何台か車は乗り換えてきましたが、ずっと赤い車でした。
赤が好きな男は自己顕示欲が強いなんて言われることがありますが、それを言われちゃぐうの音も出ませんが、それでも赤いアクセントがほしかった。
家の目の前には真っ赤な愛車が停まっているので、愛車の赤と家にどこかワンポイント赤が欲しいと私が騒いだので、設計士はとある提案をしてくれました。
ヘーベルハウスカタログにも載っている標準品『ステッキサイン』
これは、赤いラインの上に名字を入れるというタイプのシンプルな表札です。
これを玄武の壁にワンポイント入れ、名字を白文字にすることでアクセント兼モダンな表札となると。
これはいい!
玄関灯でレトロモダンを
ここまでモダン&クール系で攻めてきましたが、ワンポイント私の好みを入れることを提案してくれました。
それは玄関灯。
表札とポストあたりを照らすブラケットライト。
これをレトロモダンなヨーロッパ風田舎電球にしてもらいました。
一見クールな外観の中に、ワンポイント温かみのあるレトロデザイン。
思わず唸りました。これが現役デザイナーのセンスかと。
(この照明のデザインは、普通はあまりないことらしいのですがインテリアデザイン担当さんと外構担当のお二人でイメージ合わせをして決めてくれたそうです。外構とインテリア担当のコラボレーション!)
外観の決定
というわけで、このデザインを早速3D CADでパースに落としてもらったところこうなりました。
本物の色とPC上の色は違うのであまり参考にならないが、こんな感じに仕上がるそうです。
なかなか良さそうです。
そして、外構予算としては当初から110万円ほど積んでいたのですが、予定予算内に収まりそうとのこと。
そして、この住宅計画で初めて「仕様決定」となりました。
そう、他の部分はまだ変更予定もしくは検討中という段階でして、先がまだまだ見えない中やっと予算と仕様合わせてFIXできたのでした。
これが皮肉にも、最後に決めるはずだった外構から決まるとは…
というわけで、外構はこれで完了となります!
これで一つ、タスクが消化できました。
今更ながら、このプロジェクトのWBSガントチャート作れば面白かったなぁと思います。。。
長々と読んでいただきありがとうございました。
次回は、3/15日インテリア打ち合わせです。