家を買おう!と思い立った時、まずマンションの様な集合住宅の分譲にするのか、一戸建てにするのか?という選択をすると思います。
私の様に、地面が自分の占有地にならない集合住宅は自分の持ち物とは思えないという偏屈は戸建てしか選択肢がないでしょう。
その戸建てにも色々選択肢があって、そこから選んでいくのですが、選ぶには比較しなきゃならないわけです。
比較するには資料を集めたり、お話を聞きに行ったりしなきゃならないわけで、ある程度深いお話をするには、自分たちの情報を相手に提示する必要があります。
名前とか住所とか電話番号ですね(そういう情報を一切出さずに話だけ聞く猛者も世の中にはいるようですが)。
同じ経験をされた方ならわかると思いますが、真面目に比較検討を進めれば進めるほど、色々な業者やメーカーと接触するわけで、それだけ自分の情報を拡散しているようなものです。
回りくどくて申し訳ありませんでした。つまり…
営業電話やメールがいろんな業者から来るようになってウザい!
同じ経験してませんか?
今回はそのウザい営業電話を撃退したお話です。
営業電話が沢山来た原因
注文住宅を建てると決めて、そして建てるハウスメーカーは「旭化成ヘーベルハウス」にすると決めるまでは、迷走しました。
以前の記事でもその辺触れていますが、ざっと時系列で書くと…
- SUUMOの住宅展示場で注文住宅メーカーを色々見る
- 新築建売住宅を見る
- 中古住宅を見る
- 中古住宅リノベーション物件を見る
- やっぱり新築注文住宅に戻ってくる
こんな順番で検討を進めました。なお、この期間は約六年です。
六年間で30社以上に問い合わせやらなんやらしてきたわけで、営業メールやら電話がすごい!
住宅購入とは、営業との闘いでもあるわけです。
メール営業への対策
まず、問い合わせをするとほぼ間違いなくメールアドレスを相手に知らせる必要があります。知らせたら、先方のメーリングリストに自動的に登録されて、延々メルマガ的にご案内のメールが届き続けます。
ただ、この対処は簡単なのです。
問い合わせ系を行うためのフリーメールアドレスを専用に作って、メインのアドレスを教えない。もしくは、メルマガなら配信停止できるケースもあります。
万が一、メインのメールアドレスを教えてしまっているのであれば、拒否設定にするだけです。
電話営業への対策
一度問い合わせをすると、その業者にはカルテの様にこちらの情報が残ります。
業者側にはそのカルテが半永久的に残っており、非成約顧客リストを作っているので、定期的に営業電話が来ます。
大体は連絡しないでくださいと言えば引き下がってくれるのですが、経験上小規模な会社ほど、定期的に電話をしてきます。
ただ、発信元電話番号が固定電話の番号なら、着信履歴を見て番号を検索すると「ああ、~不動産か。」と、わざわざ折り返しをしないという手もあるのですが、最近多いのが営業の携帯電話からかけてくるケースです。
仕事上、たまにお客さんから電話が来ることもあるので、知らない番号だからと放っておくことができないという人もいると思います(私もそのクチです)。
それで折り返すと、「ああ、あの時の不動産屋…」とゲンナリってパターンは多いかと思います。
以前、問い合わせた中で絶対に付き合いたくない!という業者がおりました。詳しくは以下の記事を参照してみてください。
はっきり言って、この不動産屋とは喧嘩別れの様な形で商談が終わっていました。
「御社と取引することは今後も含めてない。」とはっきり言ったものです。
信じ抜くこと?!
負けないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと、信じ抜くこと…
そんなフレーズが流行ったこともありました。
ダメになりそうなとき、それが一番大事なのかもしれませんが、不動産営業ってのはこれをある意味で地で行っています。
そう、例の業者からはその後一番連絡が来るようになりました。
メールもメルマガではなく、営業担当者からダイレクトに来るので、ドメイン指定受信拒否にしたくらいです。
そこまでやっても、度々電話が来るんです。携帯電話の番号で。毎回着信拒否登録をしているのですが、毎度毎度違う電話番号で電話が来ます。
私は(変態という名の)紳士であることを心掛けているので、基本的に毎回丁寧に電話の主に
「あなた個人には思うところはないが、以前御社とのやり取りで不愉快な思いをしたので、御社と取引をすることはないです。ですから、電話をかけてくるのをやめてもらえますか。」
大体食い下がってきますが、「詳しくは御社の~って担当の方に聞いてみてください。」ガチャです。
でも、一か月に一回のペースで来るんですね。もうブラック企業ですね。こういうところでは働きたくないものです。
とある週末、ヘーベルハウスさんと打ち合わせのために住宅展示場に向かったら、突然携帯電話が鳴ったわけです。
で、発信番号はまた知らない携帯電話番号。
会社帰りだったから、普通に電話に出たわけですよ。
そうしたら、また例の会社です。
これから楽しい打ち合わせ~♪とウキウキな所に水を差されたというか、背中に氷入れられたくらいにイラっとしてしまいまして、相手が社名を名乗り話始めたところに被せてこう言ったんです。
「旭化成のヘーベルハウスで新築注文住宅の契約したんで、御社から買うことは絶っ対にないですので。もう電話しないでください。」ガチャ。
ちなみに、この時まだ契約してませんでしたけどね。
それ以来月一ペースだった電話が、あれから一か月経ちますがまだ来ておりません。
意外と効いたみたいです!
って話を妻にしたら、「今度は、「その建てたヘーベルハウスを売りませんか?」って言ってきそうじゃない?」と、なんか有り得そうなことを言われて、ある意味また電話がかかってくるのを楽しみにしている自分もいたりします。
素敵な住宅営業マン
ヘーベルハウスに決めるずっと前に、古河林業さんの展示場で説明を聞いたことがあったのですが、先日、古河林業さんの見学会?的なお誘いのご連絡をいただきまして、その際に営業担当の方に「残念ながら、ヘーベルハウスに決めてしまいまして…」と言ったら、「比類なき壁ですか…あの壁には勝てませんからね(笑) 弊社としては残念ですが、是非良い家を建ててくださいね。あ、弊社からのメルマガとかDMは迷惑になるでしょうから、止めるように手配しておきますね。」と言われました。
何この違い!
木造和テイスト住宅の検討をしている友人には、古河林業を激押ししておきました。