ヘーベルハウスとの契約後、最初の打ち合わせを行いました。
ここで、もう一つ大事な確認を行いました。
その確認とは?
ヘーベルハウスの遮音性
ヘーベルハウスの特徴の一つに、「遮音性」が挙げられます。
旭化成自身がこれについて語っています。
注文住宅を選んだ理由
今回、注文住宅を建てた大きな理由の一つに、
「自宅で楽器の練習をしたい」
というものがあります。
妻は社会人吹奏楽団に所属しており、フルート奏者をしています。ついでに言うと私もフィドルを少々…
現在の賃貸住宅では楽器ができないので、練習のために毎週のようにカラオケ屋に行って練習をしているのですが、自宅で練習したいというのも家を建てる大きな理由の一つでした。
遮音性についてのへーベルハウスの自信
ヘーベルハウスさん曰く、「遮音性には自信があります!」とのことでした。
確かにあの比類なき壁の遮音性は高いとは思うのですが、問題は開口部です。
我々が求める遮音性は、家の中でフルートを吹いていても、隣近所に迷惑にならないこと。
つまり、家の中に音が漏れるのはある程度は許容するというのが基本方針です。どうせ夫婦二人で住むのだから、その辺は折り合いをつけられると思っているわけです。
本来なら契約前に検証しておくべきだったのですが、バタバタしていて検証を後回しにしていました。これは失敗点でした。
モデルハウスで実際に音出し実験をしてみた
というわけで、契約後最初の打ち合わせの日はモデルハウスで夜の最期の時間枠ということだったので、他の客もいないだろうからとモデルハウスで実際にフルートを吹いてみることにしました。
検証①
リビングでフルートを吹いてみて、隣接する『そらのま』でリビング内のフルートの音は聞こえるのか?
ペアガラスとはいえ、シングルサッシなので遮音性はあまり期待できないとは思っていたのですが、これではお話にならない…
検証②
居室でフルートを吹いてみて、居室の窓を閉めてシャッターを閉めた状態で、『ロッジア』に音は響くのか?
多少は音量は下がっているが、ちゃんと聞こえます。
検証③
屋上ペントハウス階下の階段でフルートを吹いてみて、屋上で室内のフルートの音は聞こえるのか?
結論
防音性能は、へーベル版は大丈夫そうだけど、「窓」サッシの防音性能はほぼ皆無だ!
防音は本当に大丈夫なのか?
お金がかかっているはずのモデルハウスでは、防音性能に正直不安が残る結果となりました。
以前見学した、一条工務店のシアタールーム(防音室仕様で200万円位の価格だったはず)は、大型スピーカーで爆音でオーケストラを流しても、部屋の外には一切音はしなかった。
そもそもそれと比較するつもりはなかったのですが、そもそもあのシアタールームは窓がなかったですね。
ヘーベルハウス標準のサッシでは防音性能はないと思っておいた方がよさそうと言うのが今回の実験結果でした。
ただ、正直そんなこともあろうかと、楽器練習室兼妻の書斎の窓は二重窓+シャッター+防音カーテン装備としていました。
だが問題は…効果を検証できない。
というわけで、YKKAPとか窓サッシのショールームに急遽赴こうと思います。
二重窓の防音性能はサッシメーカーに聞くのが一番だ!それ契約前にきちんと確認しておけよ…というツッコミをいただけそうですが、はいおっしゃる通りです…
ヘーベルハウスで夢の楽器練習室!と思っている方は、必ず実際のモデルハウスに楽器を持ち込んで検証してみましょう。窓のない部屋なら良いでしょうけど、窓があると期待した性能が出ない恐れが…
次回、実際に窓サッシのショールームで防音性能を検証してみたお話。
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