土地を紹介されて、一目ぼれしてすぐに買い付け申し込みをしました。
経緯はこちらで。
相場よりも安い土地だったのですが、私道負担ありやらお墓が見えるやら安くなる理由はあったのですが、ここにきて見えなかった安い理由が発覚しました。
果たして見えなかった土地の瑕疵とは?
土地の瑕疵
土地の購入の際にきちんと確認しておかないと後々困るような問題があったりします。よくある例は…
- 隣地との土地境界線問題
- 複数名義での私道負担
- 土地の埋没物問題
こんなところでしょうか。
我が家は購入にあたって1.の土地境界線問題は把握していました。ブロック塀が越境しているので我々が費用負担をしてブロック塀を立て直す必要があります。
2.の私道負担ですが、売り主不動産屋が共同所有者間で交わした取り決め書式を持っていたのでそこまで問題にならないと判断しました。私道の場所も敢えて、自宅の前ではなくシャッフルした所有区分となっている工夫がされています。
3.については掘ってみないとわからないですが、記録を調べても井戸とかはなさそうで、前に建っていた家を取り壊したらしいので、もしかしたら土中にガラが埋まっているかも?程度の心配はありました。
あらゆる方面の想定はしていたのですが、一つ見落としていました…
私道入り口に怪しい坂がある
今回買う土地は、公道に接続された私道沿いの土地なのですが、この公道との接続点が坂になっているのです。
この角度が怪しい…
公道には暗渠があり、暗渠の蓋となっているコンクリートと私道の坂ががたがたなのです。
暗渠?って思った人は以下のリンクでも読んでみてください。
暗渠の蓋とKiss
というわけで、自分の車で現地まで行ってこの坂を突破できるのか試してみた。
結果…
フロントスポイラーがしっかり接地します…orz
横から見ると…
うーん、惜しい!
というか、このままだとこの土地買っても車で家まで到達できないぞ!
この土地買うの、止めますか?
というわけで、速攻で不動産屋とへーベルハウスの担当営業に連絡。
不動産担当者は速攻で現地調査に行き、社用車のトヨタカローラでこの坂にアタックしたところ、カローラのフロントバンパーでギリギリだったそうで。
なるほど、この土地が相場より安い理由が分かった…
この土地ダメじゃん!と、話が流れかけましたが…
幸か不幸か、ガスと水道を家に引き込むのに公道からこの坂の地下に新たに管を引く必要があり、この坂をいったん掘り返す工事がもともと必要で、その費用を盛り込んでいるので、工事の際にこの坂の角度もついでに直しますとのこと。
よし、ならば信じましょう。ということで、計画は続行となりました。
メールでエビデンスもきちんと取りましたから、後から言ってないとは言わせないよ~
教訓
土地探しをしていて、良さそうな土地を紹介されたら、必ず自家用車がその土地にアプローチできるのかを実車で確認しましょう。
坂道に限らず、近隣の道路が狭すぎてとてもじゃないけど車で走る気がしない!って土地も中にはありますので…