午前中に土地の買い付け申し込みを行い、その日の夜はヘーベルハウスの営業氏と打ち合わせと言う段取りでした。
前回までは…
本日は、ヘーベルハウスから第一回目となるプラン提示が行われるとのことでした。
さて、どんなプランを持ってくるのか?
ヘーベルハウスからの提案
土地の提示があったのが前日、実際に土地を見て買い付け申し込みをしたのが当日朝、そしてその日の夜、その土地に合わせたプランを持ってくるという荒業を、ヘーベルハウスは見せつけてくれました。
提示されたプラン
いくら不動産屋と連携しているとはいえ、流石に早いですね。まあ、ある程度のパターンストックはあるのだとは思いますが。
というわけで、早速提示されました。A2の提案資料ドーン!です。
プランの概要としては…
- 3階建て重量鉄骨FREX
- 1階はバイクガレージピロティと自動車用駐車スペース、シューズクロークと書斎と防音室
- 2階はトイレ、寝室、WIC、お風呂と洗濯洗面室
- 3階はLDK
- 屋上庭
という構成です。各階の配置はこれでOKというか、そういう希望を出しました。
あえて3階リビングとしたのは、よく友人を招いて家飲みをするので、これに屋上庭も含めれば…と考えると、屋上へのアプローチの良い3階にLDKを配置するのがベターだろうという判断です。
本当は屋上よりも「そらのまリビング」が良かったのですが…
これ案外場所とるんですよね。
それなりの広さの土地が確保できる家ならまだしも、狭小地に建てる家にはそらのまよりも、屋根のあるリビングの方が必要なわけで。
不満点
概ね良い感じのプランでしたが、以下の点が不満であったため、修正をオーダーしました。
- バイクガレージがただのピロティで、防犯性がない
- 書斎と防音室を無理矢理設けたためそれぞれの部屋が狭すぎる(2畳半と4畳)
- WICが狭い(2畳)
抱いた疑念
最初のプランだから仕方がないかもしれないですが、一つ疑念が生まれました。
要件定義で「バイクは室内保管」を必達条件として提示しているのに、ピロティでの提案という点です。
確かにピロティは雨風は多少はしのげるが、室内とは言えない訳です。
ピロティの前に駐車場があるので、車が止まっていればピロティからバイクを持ち出すことは避けられるが、車で出かけていれば無防備ということになります。
これは営業サイドから設計へのオーダーが曖昧だったのか、設計側の「提案」だったのか?
我が家の家造りの最大の要望の一つが反映されていないことに、正直不安を覚えた結果でもありました。
したがって、「ピロティではなくビルトインガレージである必要がある」と口を酸っぱくして伝えました。
しかし、「構造上ドアをつけられるかどうかわからない」との回答でした。
いやいや、それではお話にならないわけですよ。
営業だから建築仕様が深くわからないのは仕方がないと思っているので、設計担当に「バイクは絶対に鍵のかかる室内保管で!」と伝えるようにお願いしました。
まあ、朝決まった土地に対してここまで設計固めてくるのも大変なので最初は仕方がないのかなとも思いましたが…
しかし、これは後々まで尾を引くトラブルの原因になったのです。
次回、